6月6日木曜日

早朝。ひとりで部屋にまんじりともしないでいるのはすこし消耗する。

 自傷行為はひどくなるし、食べることだけはできるけど、お風呂と歯磨きは何日間もできなくなる。このような状態のじぶんはやばいのかもしれないと思い、同じ学校の知りあいに「しんどいから助けがあればもらえるとうれしい」とメッセージすると「I'm kinda dying too😢」とお返事がきた。この知りあいは同じ学校の人で、入学したてのときに意気投合して友達になった。ジェンダーセクシュアリティや政治のことを情熱をもって遠慮することなく話せた数少ない人だ。いまはおたがいにつかれ気味みたいだ。

 今ここではない、あのときあの場所で(というときのわたしの念頭におかれているのは授業でききかじったクィア理論家のホセ・エステバン・ムニョスによるクィアユートピア論である)、おたがいに心と身体にくつろいでいられるようになれたらいいね、そのために自己と周りの環境(社会や政治をふくむ)を変えていけたらいいね。長年かかえているいろんな問題が解消とはいかなくてももっと痛みのすくない形でつきあえたらいいね。